029 よせばよいものを、危ない橋を渡ったものだ。

初点 よせばよいものを、 あぶない はしを わたったものだ。
日点 よせば よい ものを、 あぶない はしを わたった ものだ。
仮名 よせばよいものを、あぶないはしをわたったものだ。
原文 よせばよいものを、危ない橋を渡ったものだ。

028 本格的な点訳を志す人のためのステップになる。

初点 ほんかくてきな てんやくを こころざす ひとのためのすてっぷになる。
日点 ほんかくてきな てんやくを こころざす ひとの ための すてっぷに なる。
仮名 ほんかくてきなてんやくをこころざすひとのためのすてっぷになる。
原文 本格的な点訳を志す人のためのステップになる。

027 もう歩かないなんて意気地ないことを言ったら意気地なしだぞ!

初点 もう あるかないなんて いくじないことをいったら いくじなしだぞ!
日点 もー あるかないなんて いくじ ない ことを いったら いくじなしだぞ!
仮名 もうあるかないなんていくじないことをいったらいくじなしだぞ!
原文 もう歩かないなんて意気地ないことを言ったら意気地なしだぞ!

026 この前、ここの前に旗が立っていたよ。

初点 このまえ、 ここのまえに はたが たっていたよ。
日点 このまえ、 ここの まえに はたが たって いたよ。
仮名 このまえ、ここのまえにはたがたっていたよ。
原文 この前、ここの前に旗が立っていたよ。

025 あの人は行ったまんまで帰ってこなかった。

初点 あのひとわ いったまんまで かえってこなかった。
日点 あの ひとわ いった まんまで かえって こなかった。
仮名 あのひとはいったまんまでかえってこなかった。
原文 あの人は行ったまんまで帰ってこなかった。

024 君と遊んだあの日は日曜日であった。

初点 きみと あそんだ あのひわ にちようびであった。
日点 きみと あそんだ あの ひわ にちよーびで あった。
仮名 きみとあそんだあのひはにちようびであった。
原文 君と遊んだあの日は日曜日であった。

023 あの子は快刀乱麻を断つようにすべてをこなしていった。

初点 あのこわ かいとう らんまを たつように すべてを こなしていった。
日点 あの こわ かいとー らんまを たつよーに すべてを こなして いった。
仮名 あのこはかいとうらんまをたつようにすべてをこなしていった。
原文 あの子は快刀乱麻を断つようにすべてをこなしていった。